たまごビル健康講座   平成18年7月8日



7月度 演題 
 
腰椎ヘルニア 手術せず完治する方法

       たまごビル院長  石垣 邦彦 先生



      

 【たまごビル院長 石垣 邦彦先生】

 腰椎ヘルニアがなぜ治らないのか。読売新聞に連載されている“医療ルネッサンス”によれば、“腰痛の原因不明は85%”との事です。根本原因が分からないで治療しているから、治らないし、また、薬の副作用による病気や、医療過誤も発生している。 

腰椎ヘルニアとは、背骨の下の方の骨が圧迫され、軟骨の中の髄核が飛び出して神経を圧迫して痛みが出る物です。

現代医学では、飛び出した髄を取り除いたり、骨を移植して、つぶれた骨を補強したりしますが、神経を傷つけると半身不随になったりします。また、対症療法ですので、効果が薄く、再発したりします。

たまごビルへ腰椎ヘルニアで来られたW氏は、腰と足が痛く、ビルの屋上から飛び降りたい気持ちだったそうです。

赤ら顔で上腹部が出て、やや後ろへ反り返るような姿勢でした。W氏の場合は、病院から4種類の薬を処方され、飲んでいました。
飲み続けると様々な副作用がある薬です。



石垣院長は、永年の観察から、重要な事を発見しました。手を上げる、足を上げるなどの動作をするとき、必ず上腹部がへこむという事です。ここから腰椎ヘルニアや、肩痛、頚痛、膝痛などの根本原因が解り、完治する方法まで理論的に解明しました。

たまご理論が重要視する内臓の動きです。内臓が弱り、上腹部が固い。内臓脂肪がたまり、上腹部が出っ張り、上腹部が動かない状態。これらの状態で、上腹部が固く、内臓の動きが悪い時、人は無意識のうちに上腹部をへこませ、内臓の動きを良くする姿勢をとります。

ある人は、膝を曲げてバランスをとり、膝痛や膝の変形を起こします。
肩をいからし、肩痛。頚を曲げ、頚痛。腰を曲げ、腰痛や腰椎ヘルニアを起こします。

ROB治療を行って内臓の動きをよくしてやると、自然と姿勢が良くなり、根本原因が無くなり、無理をしなくなるので、自然と快方に向かいます。

 W氏の場合も、ROB治療を行い、内臓の動きが良くなると、循環が良くなり、血圧も下がり、姿勢も自然体に戻り、無理がかからなくなったため腰椎ヘルニアも良くなりました。

また、W氏は赤ら顔で、のぼせ気味、血圧が高く、足が冷たいと、非常に悪い状態でした。すぐにでも大病を起こしかねない状態でしたが、
ROB治療で、身体も健康体に近づいて病気になりにくい身体になっています。

体が発信している、危険信号を見逃さず、早めに、内臓を弱らせない、強くする事が大切な事です。多くの病気は内臓を弱らせる事から起こっています。