たまごビル健康講座   平成18年10月14日



10月度 演題 
 
ガンの予防と治療

       たまごビル院長  石垣 邦彦 先生



      
 【たまごビル院長 石垣 邦彦先生】

 講座の最初に素晴らしい報告がありました。
末期がんで余命1ヶ月と診断され、痛み止めのモルヒネを使っても
痛みがとれず苦しんでいた患者さんがいました。たまごビルで
ROB治療を受けて元気になり町内会の運動会で走れるようになった
との事です。



 延命も大切ですが、元気に楽しく過ごせることが大切です。
しかし、ガンになってから治療するのではなく、ガンにならないよう
予防することが大切です。現代医学では、治療には様々な方法が
ありますが、予防には無力と言えます。

それは、病気を見て予防しようとしているからです。病気は千差万別で
あり、基準が見えないから原因がわからず、適切な予防が出来ないのです。

今年(平成18年)河内新聞に“現在の日本医療再生への提言”と題して
たまご理論を連載しました。たまご理論では、健康体を基準にして、
病気にならない様に体を健康体に近付けていく事で、慢性疾患の
予防が出来ます。

病気になる場合、必ず健康体から変化して病気になっています。
従って健康体に戻してゆくと、病気もなおってきます。
健康体の三大特徴
(1)頭部と足先の温度差
   「健康体」の場合、頭部が足先より役1度から
    3度高い範囲である
(2)腹部の形態と腹部の温度分布
   「健康体」の場合、立位で上腹部が下腹部より
    少し低く手で圧迫しても圧痛はなく、しこり
    もなく、その圧迫をとくとすぐに元に復する
    柔軟性があり適度な緊張がある。また、腹部
    全体は温かくほぼ同一温度である。
(3)立位での姿勢
   「健康体」の場合、正面からみると脊柱は
    正中線上でまっすぐであり、側面からみると
    生理的に適正なS字状の湾曲を保ち、人体の
    各部に余分な緊張と力の過剰な負担がない

    
 です。これを基準として考える事が、今後の医療の本質となって行きます。
また、日本人に一番多いガンは肺ガンです。肺ガンの一番の原因は
タバコと食事です。



タバコがなぜ悪いのか。それはタバコを吸うと血管が収縮し血液の流れが
悪くなるからです。特に毛細血管が縮むと細胞への血流が少なくなり
循環が悪くなって必要な栄養が行かなくなり、不必要な物質が排出
出来なくなります。

また、循環が悪くなる事で、内臓が十分に働けなくなり、免疫力も低下します。
ROB治療で循環を良くすると、免疫力が働き、ガンを抑制することが
出来ます。ガンが抑制されれば、元気で、楽しく延命が出来るのです。